あがり症は性格の問題ではなくれっきとした病気

あがり症は性格の問題ではなくれっきとした病気

会社のプレゼンや結婚式のスピーチ、面接や面談、会社など人が見ている前で電話をする等、このようなシチュエーションに置かれた、あるいは想像しただけでも動悸を感じたり手に汗をかくようなことはありませんか? こうした人前で何かをするということに強い不安感や緊張感を覚える症状のことを「あがり症」と言います。

 

あがり症はれっきとした病気の一つ

「あがり症」を単なる性格の問題と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、あがり症は「社交(社会)不安障害」、英語で「Social Anxiety Disorder(SAD)」という医学的名称を与えられている、れっきとした病気の一つです。より正確には、いくつかあるSADのタイプの中の「パフォーマンス限局型」の「パフォーマンス限局型社交不安症」となります。

 

人間の心身には、意識しなくとも自分以外の何かに対し反応する作用があります。「あがり」はその意味では自然な心身の反応です。しかし「あがり」が過剰に発現して、日常生活に支障をきたすレベルになると「あがり症」という病気になります。

 

あがり症の原因は?

「あがり症」の発現のメカニズムを順番に紐解こうとした場合、まずその原因は自分の外部(自分の置かれた環境)から刺激を受けることにあります。刺激に対しての反応は「緊張」であったり「不安」であったりと人それぞれですし、刺激のレベルや内容にも個人差があります。いずれにせよ、自分の外部から受けた刺激に対する緊張やストレスにより、体内で「ノルアドレナリン」という物質が分泌されます。

 

ノルアドレナリンとは交感神経に作用するホルモンで、ストレスがかかるとノルアドレナリンの血中濃度が上昇して交感神経を刺激します。人間には仕事など緊張モードの際に働く交感神経とリラックス状態に働く副交感神経があり、その二つがバランスよく作用することで心身の健康が保たれています。しかしノルアドレナリンが過剰に分泌されてしまうと交感神経が激しく刺激されてしまい。心身が常に無理な緊張状態に置かれてしまいます。この悪影響によって心身に様々な症状が現われます。その症状のひとつがあがり症です。重要なことは、あがり症は本来人間の身体に備わった機能が起こす、誰でもありうる症状であることを自覚して、冷静になることです。

 

あがり症の人とそうでない人の違い

あがり症の人とそうでない人の違いは「条件反射」の有無にあります。人前で何かをするような場面で脳が緊張するという状態を経験した結果、「こういう状況で自分はあがってしまう」というメカニズムが「条件反射」として脳にインプットされます。一度インプットされてしまうと、その条件が揃うだけで条件反射として過度の緊張を覚えるようになります。

 

一方であがらない人の場合、この条件反射がインプットされていない=クセがついてません。「あがりそうなシチュエーション」を想像するだけで緊張感・動悸・めまい・発汗などを覚える人は「あがり症」、想像しただけでは緊張しない場合はまだあがり症になっているとは言えません。

 

あがり症の対策として一番よくないのは、緊張する場に置かれた時に「緊張してはいけない」と思い込もうとすることです。それをしてしまうと更に緊張感が増してしまい、あがり症の症状がひどくなってしまいます。緊張することがわかっているからこそ、緊張するであろう場面の本番前に、入念に対策を取っておくことが肝要です。

 

練習と成功体験の積み重ね

例えば、結婚式のスピーチを頼まれたと仮定しましょう。多くの場合、このような場面であがってしまう原因となっているのは、過去にそのような場面で失敗してしまい、恥ずかしいと思った経験があります。

そこで重要なのが、既にインプットされてしまった失敗の経験を成功の体験で上書きすることになります。事前にスピーチの原稿を用意し、家族・友人など気の置けない関係の人の前で練習しましょう。人前で声を出す経験を重ねることも本番であがらないための大切な準備となります。

 

 

本番当日の食事にも気をつけよう

本番当日の食事にも気をつけたいところです。緊張やストレスがトリガーとなってノルアドレナリンが分泌することは前述した通りです。そこで、過剰分泌されるノルアドレナリンをコントロールする「セロトニン」の分泌を促す食品を事前に摂っておくと効果的です。セロトニンの分泌を促す食材としては赤身の肉・魚・乳製品などが挙げられます。ホットミルクは手軽に摂取しやすいので、本番直前に飲むのもよいでしょう。ただし、セロトニンの分泌を促す食事をしただけであがり症自体が抑え込めるわけではないことに注意が必要です。

 

本番直前に身体を温めるのも効果的です。身体を温めることで副交感神経の活性化を促し、交感神経の過剰な働きを抑制する効果が期待できます。身体を温める方法としては温かいタオルで首を温めたり温かい飲み物を飲むといったやり方が挙げられます。前述したホットミルクは特に効果的と言えるでしょう。また、緊張が原因で起こる動悸をワクワク感ととらえる、スピーチで何を伝えたいのか、表現したいことは何かなどに意識を集中することも効果があります。

 

あがり症を抑える薬インデラル

対策をしても抑えられないあがり症には薬を使うことが効果的です。血圧や心拍数を抑え、高血圧や狭心症などを改善する効果のある「β遮断薬」と呼ばれる薬があります。その代表的なものが「インデラル」です。

「インデラル」の購入にはネットの通販サイト「コンディション21」を利用するのが便利です。

 

 

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